MacBook Air(M1)からMacBook Pro(M1 Pro 14インチ)に買い替え。

これまで外出時の動画編集やブログ執筆はM1 MacBook Airで作業していました。
2021年12月に購入し、それ以来使用していますので、約1年3ヶ月程度使用しています。

昨年11月にMacBook Pro 14インチが発売された際に、乗り換えをずっと検討し、なかなか踏み切れずにいましたが、Mac Studioの購入と同時に半ば勢いで購入をしました。

M1 MacBook Airと悩んでいる方も非常に多いのではないかと思いますので、比較をしながらレビューをしていきたいと思います。

本体および付属品

今回購入したのはシルバーです。

外箱
中身

おなじみのアップルマークは従来より若干大きくなり存在感があります。
底面には「MacBook Pro」の刻印があり、カッコいい仕上がりとなっています。

背面
底面

最初に持った印象はズッシリやや重いといった印象です。
MacBook Airと比較するとそう感じてしまいますが、持ち運びがそこまで苦になるということはありません。

本体左右の側面には端子類が非常に充実しています。

左側面
右側面

左側面にはMagSafe充電端子、Thunderbolt4端子2口、イヤホンジャック、
右側面にはHDMI端子、Thunderbolt4端子、SDカード端子となっています。

次に箱の中身を見ていきます。

同梱品

付属品は電源アダプタ、MagSafe充電用ケーブル、毎度おなじみAppleステッカー。
下位モデルの電源アダプタは67Wとなりますが、プロセッサによってアダプタのワット数が異なります。

MacBook Air(M1)との比較

外観

それぞれの大きさを並べて比較していきます。
ちなみにMacBook Airはスペースグレイ、MacBook Proはシルバーとなります。

(左)MacBook Air (右)MacBook Pro
(上段)MacBook Air (下段)MacBook Pro

MacBook Airは丸みをおびたデザインですが、MacBook Proは角張ったデザインとなっています。
見た目の好みは分かれると思いますが、個人的にはMacBook Proの方が好みです。

(左)MacBook Pro (右)MacBook Air

ディスプレイサイズはMacbook Airの13.3インチに対し、Macbook Proは14.2インチとなるので、一回り大きくなります。
14インチはディスプレイ上部にノッチはありますが、ベゼルが薄くスタイリッシュな印象です。

キーボードのレイアウトについては大きな違いはありませんが、ファンクションキーが大きくなっています。

スペック

今回購入したのは一番下位のモデルとなります。

メインPCをMac Studioに入れ替えをしたため、過度なスペックは不要との判断です。
これまで使っていたMacBook Air(M1)とのスペック比較です。

結論からすると下位モデルでも十分なスペックです。
私の用途ではストレスなく使用することができます。
4K動画の編集も行いますが、プロキシを作成しなくても十分作業ができます。

動画書き出し

Final Cut Proでの動画書き出し時間を比較してみました。
動画は4K60pの長さ約20分、H264での書き出しとなります。

・MacBook Pro 14インチ: 24分49秒
・MacBook Air : 26分36秒

序盤はほぼ同等のスピードで進行し、期待ハズレかなとも思いましたが、結果的には約2分ほどの差が出ました。ただし劇的な差は感じません。もちろん下位モデルなので、スペックを盛れば結果はもっと変わると思います。

MacBook Pro 14インチに買い替えてよかった点

  • ディスプレイがキレイ

Liquid Retina XDRディスプレイで高精細かつProMotionにより最大120Hzのリフレッシュレート。
解像度も3,024×1,964 ピクセルと高解像度となり、画面を広く使うことができます。

  • キーボードの打ち心地が良

Macbook Airに比べストロークが深く、打ち心地が非常に良くなったと感じました。
ブログ執筆でタイピングする機会も多く、打ち心地は個人的に重要なポイントです。

  • 端子類が豊富

Thunderbolt4が3端子、HDMI端子、SDカード端子も搭載され、端子類が非常に豊富です。
特にSDカード端子の搭載は、SDカードリーダーを持ち運ぶ必要がなく、外出時に余計な持ち物を減らすことができます。UHS-Ⅱ対応で速度も十分です。

また本体右側面にThunderbolt端子があることもプラスポイントです。
充電はUSB-Cにて行っていますが、右側面にもあることでケーブルの取り回しに苦労しません。
Macbook Airは左側面しかありませんでした。

ちなみに充電にはMagSafeは使用しておらず、Ankerの65Wアダプタを使用しています。
上位モデルは96Wや140Wとなるため、小型のサードパーティー製アダプタがないため、外出時の利用が多い方は下位モデルも選択肢となるのではないでしょうか。

あわせて購入したもの

  • Anker 65W 充電アダプタ

MacBook Airでは30Wで十分だったため、AnkerのPowerPort Atom Ⅲ 30Wを使用していましたが、MacBook Proでは出力不足のためAnkerのPowerPort Ⅲ 65W Pod Liteを購入しました。

プラグは折りたたみ式ではないですが、本体は非常にコンパクトです。

  • PCスリーブケース

サイズが一回り大きくなり、これまで使っていたIncaseのスリーブに入らなくなってしまったため、BellroyのLaptop Sleeveを購入しました。
開口部がファスナーではなく、マグネット式のため出し入れがしやすく使いやすいです。

まとめ

M1 MacBook Airが優秀でMacBook Proに買い換える必要性はあまり感じていなかったものの、いざ購入をしてみると良いと感じる点がたくさんありました。

大半の方はM1 MacBook Airで十分事足りる可能性が高いですが、「動画編集など快適に行いたい」、「携帯性も重視したい」といった場合、MacBook Pro 14インチが選択肢となるのではないでしょうか。
スペックと携帯性のバランスに優れたラップトップだと思います。

すでにM1 MacBook Airを使用している方の買い替えについては、Appleに対する信仰心が試されると思います。

個人的には買い替えて良かったと感じています。
ご購入のご参考になれば幸いです。