iPad Pro 11インチ(第3世代)のレビュー。第1世代との比較。

先日、予約をしていたiPad Pro 11インチ(第3世代)が到着しました。
予約開始と同時に予約したので、発売日の5月21日に手に入れることができました。
私がこれまで使用していたiPad Pro 11インチ(第1世代)と比較していきたいと思います。

購入したスペック

今回購入したスペックは、256GBのWi-Fi+Cellularモデルです。
これまで使っていた第1世代の構成と全く同じです。

それでは開封していきます。
今回の箱のデザインはコチラ。

蓋を開けたら早速本体が現れます。

本体を取り出すと、取扱説明書や付属品類が出てきます。

付属品は電源アダプタとUSB-Cケーブル、あと定番のアップルステッカーです。

電源を入れるといつもの挨拶画面が出てきます。

設定手順はこれまでと大きく変わりません。
説明に沿って進めていきます。
あっという間に設定は完了。

それでは、これまで愛用していたiPad Pro 11インチ(第1世代)と比較していきます。

iPad Pro 11インチ(第1世代)との比較

外観

本体に関してはほとんど違いはありません。
あえて言えば、カメラ部分ぐらいでしょうか。

左が第1世代、右が第3世代

カメラは1眼から2眼に。
後述の仕様表にもありますが、サイズ・重量ともに全く一緒です。
裏面を見ないと違いがわかりません。

今回、一緒にSmart Folioを購入しましたが、こちらはアップルのロゴが刻印されており若干の変更があります。

左が第1世代用、右が第3世代用

気分転換に今回はネイビーにしてみました。

付属品

付属品に関しても大きな違いはありませんが、アダプタが変わっております。

第1世代では18W出力のタイプでしたが、今回は20W出力のタイプになります。
いつもはAnkerやRAVpowerの充電アダプタを使用していますので、今回も出番はないでしょう。

仕様

次にスペック表で違いを確認してみましょう。
Wi-Fi + Cellularモデルでの比較です。

サイズやディスプレイは変わらず。
12.9インチの場合はmini LEDが搭載され、大きく変わっています。
今回の大きなアップデートはM1チップが搭載されたことや5G対応になったことでしょうか。

性能比較

Geekbench5を用いて性能比較を行なっていきます。
まずはCPUから。

第3世代

劇的な違いが見られました。
シングルコアでは約53%向上。
マルチコアでは約56%向上。
M1チップの恩恵で大幅な性能アップです。

第1世代

次にグラフィックです。

第3世代
第1世代

こちらも大きな違いが見られました。
約2倍の向上とこちらの方がより大きな違いが出ました。
M1チップ恐るべし。

まとめ

iPad Pro 11インチ(第3世代)はデザインの違いはないものの、M1チップの搭載により性能は大幅向上。
正当進化を果たしています。
一般的な使用を想定するのであれば、ここまでの性能は必要ないと思いますが、動画編集やRAW現像、イラストを描いたりするようなクリエイター的な使い方をする人には恩恵がかなり大きいと思います。
今回のiPad Proも長く付き合える1台に仕上がっているのではないでしょうか。