Mac Studioレビュー。M1 Mac miniと比較。

先月Appleより発売されたMac Studio。
これまで使用しているM1 Mac miniから買い替えを行いました。

3/9に購入をしたものの、中国のロックダウンの影響で、配送が止まっていたようで、当初到着予定より1週間ほど遅れて4/14にようやく到着。

スペック的にはMac miniとはおそらく購買層は違い、購入の際の比較対象にはならないとは思いますが、比較をしていきたいと思います。

今回購入したモデル

Mac Studioの目玉はM1 Ultraチップを搭載した上位モデルとなりますが、予算の関係や私の用途ではそこまで必要ありませんので、M1 Maxモデルを購入しました。

※Mac miniは購入当時の値段

一番下位のモデルですがストレージを512GB → 1TBにアップグレード。
下位モデルでもMac miniより大幅なスペックアップとなります。

Mac miniを二段重ねにしたようなデザイン

本体デザインはこれまでのMac miniを踏襲。
上部には大きなAppleロゴがあり、底面には「Mac Studio」と刻印がされています。
その刻印の周囲には円形の通気口が備わっています。

上面
底面

大きさはこれまでのMac miniを重ねたぐらいのサイズです。
Apple公式でのサイズはそれぞれ縦横19.7cmと全く一緒となっていますので、上から見比べてみるとほとんど違いはありません。

縦横の大きさはかわらない(左:Mac Studio 、右:Mac mini)

大きく違うのは本体の高さ。Mac miniを二段重ねにしたぐらいの高さとなっています。

左:Mac Studio、右:Mac mini

底面にある通気口は大きくせり出しており、Mac miniに比べてより大きさが強調されています。
重量はMac miniの1.2kgに対し、Mac Studioは2.7kgとなります。
なおM1 Ultraモデルとなると3.6kgに重量アップです。

ポート類は充実

ポートは非常に充実しています。
本体前面にはUSB-C端子が2口とSDカードスロット(UHS-Ⅱ)が搭載。私はM1 Maxモデルを購入したため、前面端子がUSB-Cとなりますが、上位モデルのM1 Ultraにした場合はThunderbolt 4端子となります。これまでのMac miniには前面にポートがありませんでしたので大きく進化したポイントです。
私の場合は机上に本体を置かないので、前面ポートを使用しませんが、机上に置く人にとっては前面にポートがあるのは重宝するのではないでしょうか。

USB-C 2口とSDカードリーダーが搭載。前面右側には電源ランプ。

背面ポートについてもMac miniから大幅に拡張されています。
Mac miniのThunderbolt 3がThunderbolt 4に進化したことに加え、数も2つから4つに拡張されています。
その他、USB-A端子2口、HDMI端子1口、Ethernet端子1口、3.5mmイヤホンジャックとポート類は非常に充実しています。

複数のポートを装備
Mac miniからポートは増加

M1 Mac miniから買い替えて

これまで使用していたM1 Mac miniとの比較で考えれば、動画の書き出し速度も大幅に向上し、一定の満足感は得られました。ただしスペック向上の代償として大きな通気口が搭載されたことによるサイズアップがあり、スタイリッシュさには欠けてしまうので、机上に置く場合は圧迫感があると思います。

そこまでして買い換える必要があるかといえば「ノー」となりますが、スペック最優先で考えるのであれば検討をしてもいいと思います。