グランツーリスモ7でのプレイ用としてLogicoolのハンコン「 G29」を導入。

PS5版グランツーリスモ7を購入以来、ハンコンでのプレイを日々楽しんでいます。
これまでのグランツーリスモシリーズはデュアルショックでのプレイでしたが、ハンコンではアクセル加減の微調整などより細かな運転操作が可能になり、よりプレイする楽しさが増しました。

当初はライトユーザーだからとエントリーモデルのHORIのレーシングホイールエイペックスを購入しプレイしていましたが、ネットで情報収集をするうちに、これでは物足りなくなってしまいました。
確かに各所にチープさを感じており、ステアリングやペダルはスカスカで手応えはあまりありません。

よりリアルさを追求するため、「フォースフィードバックが搭載されたモデルでプレイしたい」、「FanatecのDD Proが欲しい」と思いつつも、飽きてしまう可能性のあるものにそこまでのお金は出せないと考えているところ、ちょうどアマゾンのプライムセールにてLogicoolのG29がタイムセールとなっていたため本機を購入しました。

セット内容

それでは中身を開封していきます。

ステアリングホイール、ペダル、電源アダプターがセットとなります。

デザイン

レーシングタイプのステアリング形状で非常に握りやすいデザインです。
ステアリング中央にはプレイステーションのロゴがあり、各ボタン類はPSコントローラーのボタンデザインが踏襲されています。

ステアリングは革巻き仕様でパドルシフトとペダルもステンレス製となっており、高級感のある見た目に仕上がっています。

パドルもステンレス製
革巻き仕様

PSロゴの上部にはインジケーターランプが搭載されています。
インジケーターランプはタコメーターの回転数と連動して点灯します。

本体はクランプでデスク等に固定する仕組みです。
本体上面の両側にツマミがありますので、ネジを締める要領でまわすと、固定することができます。

本体上面に固定用のツマミが2ヶ所
デスクに固定した様子

これまで使用していたHORIレーシングエイペックスと外観の比較をしていきます。

左:Logicool G29 右:HORI RWA

ステアリングの口径や形状はほとんど一緒ですが、全体的にG29のほうが高級感のある作りになっています。グリップもHORIはラバー素材だったり、その他の部分もプラ素材が中心となっておりチープな感じです。

次にペダルの比較です。

左:Logicool G29 右:HORI RWA

まずは土台の大きさが段違いで安定性が大きく異なります。アクセルペダルを踏み込んだ時の重さはほとんど変わりませんが、ブレーキペダルはG29の方が重くなっています。またペダルの素材もHORIプラ素材に対し、G29はステンレス製となっています。

G29にはクラッチペダルも搭載されており、別売りのシフトを購入すれば、MTのシフト操作も楽しむことができます。

主な機能

フォースフィードバックに対応。もちろん搭載されているハンコンは他にもたくさんありますが、搭載されている機種の中でもエントリーモデルで価格も安い部類になります。ただし駆動形式がギア駆動となり、滑らかとは言い難いです。より滑らかさを求めるのであれば、ベルトドライブやダイレクトドライブのタイプを選択する必要があります。

デフォルトの切れ角は900°(2回転半)となります。グランツーリスモ7では変更は不可ですが、純正の設定ソフトウェア「G HUB」で切れ角を調整することができます。

設定方法

本機はグランツーリスモ7に対応しているハンコンのため、ゲーム内のオプションメニューに設定画面が用意されており、各種ボタンの設定を行うことが可能です。

オプション > コントローラー > G29/G923

G29のほか様々なハンコンに対応

私は初期設定のままで使用していますが、こだわりのあるかたは、よく使う操作を各ボタンにアサインすることができます。

G29の設定画面

レース画面でのコントローラー設定では、フォースフィードバックの強さやアシストのON・OFFを変更できます。フォースフィードバックについては最大にすることでステアリングの重さをかなり強くすることができます。10段階での設定になるので、お好みに合わせて調節することができます。MAXにすると結構重くなりますので私は設定6にしています。

設置にはスタンドがあったほうがいい

私はゲームをする時だけワークデスクに設置しており、その都度ケーブルの抜き差しを行なっています。
端子が底面にあり、抜き差しが面倒な設計であること、ペダル用と電源用のケーブルの抜き差しが伴うためやや面倒です。
またブレーキについても踏みしろの半分過ぎたところからペダルが重くなるので、ブレーキを強くかけたいときにどうしてもペダルの土台がずれてしまいます。
設置の面倒や安定性の観点から専用フレームの導入を検討しています。
ハンコン用のスタンドやコックピットのセットなどで常時設置し、固定化してしまったほうが楽だと思います。

最初からフォースフィードバック対応機の購入をオススメ

これからハンコンデビューをされる方は、予算もあると思いますが、初めからフォースフィードバック対応のハンコンを購入されたほうがいいと思います。最初ケチってしまうとどうしても上位モデルが欲しくなってしまい、結果遠回りしてしまう可能性が高くなります。私は最初からこちらを購入しておけばよかったと後悔しています。
本機はフォースフィードバック対応のハンコンの中ではエントリーラインになりますので、これから始められる方には非常にいいのではないでしょうか。

以上、Logicool「G29」のレビューでした。