PS5の新コントローラー、「DualSense Edge」をレビュー

先日、ソニーからPS5用のプロコンであるDualSense Edgeが発売されました。

普段よくプレイしているFPSゲーム「Call Of Duty」の操作性を高めるために購入。
価格はなんと29,980円!!
通常のDualSenseコントローラーの約4倍とその価格もハイエンドな内容となっています。
発売当初から品薄状態のようですが、ヨドバシオンラインで入荷したタイミングで購入することができました。

購入してから約1週間程度使用しましたので、使用感や機能など価格に見合う内容だったか紹介していきたいと思います。

開封・付属品

専用ケースが付属しており、本体はケースに収納された状態でパッケージングされています。
ケースは結構しっかりしたつくりとなっており、本体の他、カスタマイズ用のアタッチメントが収納されています。

立派なケース
本体とアタッチメントが綺麗に収納できます

付属品は充電用のUSBケーブル、交換用ジョイスティックが2種類、背面用ボタンが2種類、ケーブルコネクタとなります。
充電用ケーブルも編み込みケーブルとなっており、豪華な仕様となっています。

ケース上部は部分的に開閉できるようになっているため、ケースのファスナーを閉めて収納した状態でも充電することが可能です。

コントローラー本体

従来のDualSenseコントローラーと大きさに違いはあまりありませんが、ボタンの配色などデザインは異なります。スティックまわりもピアノブラックとなっており、従来のマットな質感とは異なります。

DualSenseとの比較

スティックのキャップは取り外すことができ、ドーム形状のキャップと交換することができます。PS4時代のDualShock4がドーム形状でしたので、こちらに慣れている方には重宝するのではないでしょうか。交換は非常に簡単で、キャップ部分を引き抜くだけで取り外しすることができます。

キャップを取り外した状態

スティックモジュールも交換することができ、正常に動作しなくなった場合にコントローラー自体を買い替える必要がなく、モジュールの交換のみで対応することができます。
スティックモジュールの価格は2,680円(税込)となりますが、本体と同様品薄状態のようです。

L2、R2トリガーは押し込む深さを調節することができ、お好みにあわせて3段階に調節することができます。コントローラー背面のスイッチにて、左右個別に調節が可能です。

トリガーボタンは背面スイッチで3段階の調節が可能

他にも背面ボタンが用意されており、好きなボタンを割り当てることができます。ボタンの形状は2種類でハーフドーム型とレバー型から好きな方を選ぶことができます。もちろん不要であれば装着する必要はありません。

本体背面に背面ボタンの装着穴
ハーフドーム型の装着例

設定はシステム画面から

キー配置などの設定はシステム画面から行います。それぞれのボタンにどの機能を割り当てるか自由にカスタマイズを行うことができます。

各ボタンの機能を自由に入れ替えることが可能

カスタマイズを行った設定内容はプロファイルとして3つまで登録することができ、簡単に設定の呼び出しも可能です。

3つまでプロファイルの設定が可能

Call Of Dutyをプレイするにあたり個人的に重宝している設定は背面ボタンとR3の無効化です。これまでは右親指でRトリガー操作とジャンプやしゃがみボタンの操作をしており、同時に操作するにはモンハン持ちと呼ばれる特殊な持ち方をしなければ難しかったですが、背面ボタンに×ボタンや〇ボタンを割り当てることで同時操作が容易になりました。
またスティック操作中にR3を押し込んでしまうことによる誤操作も頻繁に起きてしまっていたため、これを無効化することで誤操作を回避することができるようになりました。

そのほか、スティックの感度や振動の強さなどの項目についても細かく設定することができます。

まとめ

DualSense Edgeはプロコンということもあり、メリットを享受できる方は限定的だと思います。私のようなFPSをプレイする人はメリットがある一方、コストに見合う効果が得られるかというとやや疑問です。コアゲーマーの方などハードな利用をされる方についてはスティックが交換できる点を踏まえると将来的なコスト効果は高いのではないかと思います。