CIO NovaPort DUO 65Wのご紹介

充電アダプタの中で知名度が高いのはAnkerなどですが、ここ最近注目を集めている新興のメーカーがあります。

その会社はCIOというメーカーです。
今回は、同社の充電アダプタであるNovaPort DUOの新製品がクラウドファンディング「Makuake」に登場し、早速購入しましたのでご紹介したいと思います。

CIO NovaPort DUOシリーズ

CIOが展開する充電アダプタのシリーズです。
同社は2017年設立の新興メーカーですが、充電アダプタをはじめ、モバイルアクセサリを販売しているメーカーです。

NovaPort DUOシリーズは窒化ガリウムを用いた2ポート小型充電アダプタとなります。
すでに同シリーズの45W、30Wモデルは一般販売されていますが、65Wがクラウドファンディングサイト「Makuake」に登場したので、購入しました。

通常価格は4,928円ですが、早期購入価格3,980円にて支援・購入しました。

外観

まずはパッケージです。

製品本体とマニュアルのみとなります。

本体はこのような感じです。

表面の質感はシボ加工が施されており、傷がつきにくそうな感じです。
第一印象としては、最大65Wかつ2ポートでこのサイズはかなり小さいといった感じです。

ポートの数はUSB-Cポートが 2口で、コンセントプラグは折りたたみ式となっています。

USB-Cポートが2口
プラグは折りたたみ式

サイズ     

サイズは約52×41×28mm、重量は約80gと2ポートで高出力タイプのアダプタの中では非常にコンパクトです。

窒化ガリウムによる小型アダプタとなります。

私が持っているその他の充電アダプタと比較してみます。
比較するのはAnkerのPowerPort Atom Ⅲ 30W、Anker Nano Ⅱ 45W、Apple純正 20Wのアダプタです。
それぞれ並べてみるとこのようになります。

左から本製品、Anker PowerPort Slim 30W、Apple 20W、Anker Nano Ⅱ 45W

本製品以外は全て1ポートで、出力も本製品より少ないですが、大きさはそこまで変わりません。

参考としてAirPods Proとも比較してみました。

AirPods Proより一回り小さい

ご覧のとおり、AirPods Proよりも一回り小さいサイズとなっています。

出力は最大65W

最大出力は65W(1ポート使用時)。2ポート使用時はデバイス側の電圧をもとに自動的に振り分け。
ただし手動での電力振り分けはできません。
振り分けの組み合わせは45W+20W、30W+30W、20W+20W等で、デバイスの組み合わせによってアダプタ側で自動振り分けを行います。

電力振り分けのイメージ

ただし、この自動振り分けの機能については個人的に不満を感じています。

45W必要なWindows PCとiPhone13Proを同時に接続したところ、個人的にはPC側に45W供給、iPhone側に20W供給で割り振りを行なってもらいたいと思っていたところ、iPhone側に20W以上供給されているようで、PC側に給電されませんでした。
接続するポートに優先順位をつけるなどして、給電を優先したいデバイスは1番ポートに接続するみたいな感じにしてもらいたかったのが正直なところ。

まとめ

65Wの出力かつ小型・軽量で、かつ2ポート装備されていることから、外出時の荷物を少量化できる点は非常によかったです。ただし、接続する機器の構成によっては、自分の思うような出力の振り分けがなされない可能性もあり注意が必要です。気になる点はありましたが、総合的には満足できる商品でした。