先日ご紹介したデスク環境にて今後欲しいものとして挙げていたワーキングチェア。
これまではAmazonで購入した15,000円程度の無名ブランドのチェアを使用していましたが、昨今のコロナ禍でテレワークが増えたため、疲労軽減のためワーキングチェアの買い替えを考えるようになりました。
ただしいい物を買おうとすると10万円を超えるのは当たり前で、予算に余裕があればハーマンミラーのアーロンチェアやオカムラのコンテッサなどを考えたいと思っていましたが断念。
そこでデザイン製の良さと10万未満で購入できるハーマンミラーのセイルチェアを検討していました。
色々調べてみるとイトーキにもサリダチェアという背もたれの形状が似た商品があると知り、こちらも比較検討することに。こちらはセイルチェアに比べ価格もかなり安いです。
そんな中、ふと立ち寄ったコストコ(千葉ニュータウン店)でイトーキのサリダチェアを発見。
価格が24,800円(税込)。これは安いっ!!
ちなみにコストコの公式ネット販売でも取り扱いがあり、価格は28,800円(税込)です。これなら店舗で買った方がいいですね。ただしネットの方にはブラックの他、ホワイトの取り扱いもありました。
とりあえず安物買いの銭失いを覚悟で衝動買い的に購入。
現状気になる点はあるものの、概ね満足しています。
本チェアの機能や気になる点を紹介していきたいと思います。
購入したモデル
‘C’ SALIDAチェア
サリダチェアには複数のモデルがありますが、今回購入したのは’C’SALIDAチェアでハイバックの肘掛け有りのタイプです。
イトーキの公式では取り扱いのないモデルで、コストコ専売モデルのようです。
基本性能はサリダの最上級モデルYL9と同じ。ただしヘッドレストがこちらはありません。
座面は布地張り、背もたれ部は柔らかいメッシュ素材で通気性がいい作りになっています。
肘置き部はポリウレタン素材で柔らかく、肘を置いても痛くありません。
類似モデルとの価格差
イトーキ公式には類似モデルとして2モデル展開されています。
・YL6(肘置きなしのモデル)税込24,900円
・YL9(ヘッドレスト有りのモデル)税込39,900円
それぞれ公式オンライン、Amazonともに同価格です。
一概に価格比較はできませんが、肘置きありでYL6よりも安い(税込24,800円)のでお買い得だと思います。
機能
高さ調節
調節レバーで座面の高さ調整が可能です。
また肘置きも高さ調節が可能です。
こちらは10段階で細かく調節することができます。
向かって左のひじ置きが一番高くした状態。
向かって右が一番低くした状態です。
ひじ置きの裏型にレバーがあるため、レバーを押しながら上下好きな位置に調節します。
ロッキング(背もたれ調節)
体重感応式のため体重に応じてロッキングの強度が変わります。
レバーによって背もたれの角度を固定できます。
背もたれを立てた状態と一番倒した状態との比較です。
もちろん可動域の範囲で自由に位置を固定できます。
背もたれは倒せるものの、ヘッドレストがないため長時間はキツイと思います。
座面調節
調節レバーで座面の前後調整が可能です。
脚の長さに応じて調節できるので便利です。
気になる点
購入後、約2週間ほど使用してみて気になった点を紹介します。
価格相応と言ってしまえばそれまでですが、ご参考にしていただければと思います。
肘掛け部に前後調整が欲しい
価格的に致し方ないかとは思いますが、肘置きに前後調整がありません。
肘置きの位置がやや前側にあり、背もたれにもたれ掛かったときに肘がやや置きにくいです。
座面部に若干のガタ付きがある
座面に前後調節機能があるせいか、若干ガタ付きがあります。
もう少ししっかりロックされるといいと思います。
座面と背もたれの組み付けにコツが必要
組み付けには付属のビスと六角レンチで締め上げます。
背もたれを座面に差し込んだ際に、若干ズレているとビスを締め上げられません。
微調整をしながら何度も繰り返し、やっとのことで組み付けることができました。
質感はそんなに高くない
基本的にプラスチックパーツで構成されていますので、質感はそこまで高くありません。
最上位モデルのYL9の脚はアルミ製ですが、本製品はプラスチックです。
比較検討していたセイルチェアでも同様なので仕方がないかなと。
まとめ
若干気になる点はあったものの、機能面からすればコストパフォーマンスはかなり高いと思います。
ヘッドレスがなかったりと、人によって好みは別れると思いますが、機能が必要十分であれば満足度は高いと思います。
購入するにはコストコ会員である必要があるので、非会員の方はハードルが高いですが、会員の方にはオススメです。
店舗によっては取り扱いが無い場合がありますのでご注意ください。