自宅のMac環境にBelkinの Thunderbolt 3 Dock Proを導入

先月購入したM1 Mac mini。
USB端子が少なく、拡張性に乏しいと感じていました。
オーディオインターフェース、外付けHDD、BDドライブ、CFexpressカードリーダーやプリンタなどPC本体と接続する機器が多数あるため、Mac miniに搭載されている端子数では足りません。
特にM1 Mac miniはIntel版に比べUSB端子が少なくなっております。
この問題を解消するため最初に導入をしたのが、BelkinのThunderbolt 3 Dock Coreです。

Belkin Thunderbolt 3 Dock Core

こちらを導入したものの、本体との接続ケーブルが0.2mと短く、設置に柔軟性がないことや、USB-A端子も2口と少ないこと、バスパワー駆動のためUSB接続機器の認識に安定性がないなど私の環境では合いませんでした。

そこで今回購入したのはThunderbolt 3 Dock Coreの上位機種であるThunderbolt 3 Dock Proです。

結果として、Thunderbolt 3 Dock Coreで感じていた不満点を解消してくれる製品でした。

こちらを導入し数日経過しましたので、使用感も含めて紹介していきたいと思います。

外観

まずは外観です。

サイズは高さ2.5cm、奥8.1cm、幅19.8cm。
本体重量は422gとなっています。
サイズとしてはやや大きい印象です。

アルミ素材でできており、デザインもスタイリッシュでカッコイイと思います。
Mac miniとのデザインの調和も取れています。

付属品

次に同梱されている付属品です。

  • Thunderbolt3ケーブル
  • 電源アダプタ
  • 電源ケーブル

付属品は以上3点です。

PC本体との接続用のThunderbolt 3ケーブルはもちろんBelkin製。

長さは0.8mです。
こちらのケーブルでMac mini本体と接続します。

次に電源アダプタと電源ケーブルです。

電源アダプタは想定以上に大きく、配線のとりまわしは工夫が必要です。

電源ケーブルは3タイプ付属しています。

それぞれの国ごと(日本、中国、台湾)の電源ケーブルが入っていました。

日本用の電源ケーブルに関しても3口タイプになっており、一般的な家庭用コンセントである2口タイプではないため変換プラグが必要になります。
別途購入しなければいけない点が不親切だと感じました。

そこで私が購入したのはELECOM製の変換プラグです。

これで3ピンプラグを2ピンに変換することができます。

接続端子について

搭載されている端子類を紹介していきます。

まずは前面からです。

前面にはUSB-A 3.1 Gen2端子1口、USB-C 3.1 Gen2端子1口、SDカードスロット、オーディオジャックとなっています。
SDカードスロットに関してはUHS-Ⅱ規格にも対応しているため、最大312MB/sの高速データ転送が可能です。UHS-Ⅰの約3倍速度で転送することができます。
これまでは別途sandiskのSDカードリーダーを使用していましたが、これ一つで完結してしまうのでデスク周りもスッキリします。

次に背面です。

背面には、USB-A 3.0端子が4口、Gigabit Ethernet端子、DisplayPort、Thunderbolt 3端子2口、電源入力端子となっています。

Thunderbolt 3端子にノートパソコンを接続すれば、最大85Wの給電が可能ですので別途電源ケーブルを接続する必要はありません。

まとめ

本体サイズは若干大きく感じることや、電源アダプタのサイズが大きかったりとやや気になる点はあるものの、デザイン性や機能性に関しては大変満足しています。
これでMac miniの端子不足が解消され、かなり利便性も向上しました。
私はMac miniに接続して使用していますが、MacBookユーザーの方にもかなりおすすめできる商品です。
特に私も持っているM1 MacBook Airに関してはUSB-C端子が2口だけですので、USB-Cケーブル1本で本体に電源供給しながら、USBハブとしての機能も持たせられるためかなり拡張性が上がるのではないでしょうか。
値段は少し高いですが、導入する価値はある商品だと思います。
はじめからこちらを購入しておけばよかったと感じました。